2008'08.15 (Fri)
ひとかげ
![]() | ひとかげ (幻冬舎文庫 よ 2-15) (2008/08) よしもと ばなな 商品詳細を見る |
子ども時代の深く大きな心の傷を抱えて生きるとかげと私の、出逢いと癒しの物語。
心のずっと深い部分で共鳴しあって惹かれ合うって、たぶんホントにあるんだろうな・・と、思う。
そういう相手だからこそ、とかげは自分の秘密を、心の傷を、彼に打ち明けることが出来たんだよね。きっと。
受け止めてくれる人のいるということの大切さを、改めて強く思った。。。
私は、どうなんだろ・・?
今はまだ、傷付いた子どものままだけれど・・。いつか、癒される日が来るのかな。。。
実はこの小説、ずいぶん前に書かれた「とかげ」のリメイク版。
で、「とかげ」も併せて収録されています。
こういうのって、ちょっと珍しいよね?
2008'08.13 (Wed)
あいしているから
![]() | あいしているから (児童図書館・絵本の部屋) (2003/10) マージョリー ニューマンパトリック ベンソン 商品詳細を見る |
もぐらのモールくんと、小さな小鳥のお話。
巣から落ちた小鳥の雛をみつけたモールくんは、家に連れて帰って大切に大切に育てた。
小鳥の雛は無事に大きくなって、今にも飛び立ちそう。
大好きだからずっと一緒にいたくて、モールくんは小鳥を鳥かごに閉じ込めた。。。
お父さんやお母さんに何と言われても、モールくんは小鳥を放さない・・。
そんなモールくんを、おじいさんは散歩に誘うんだよね。
そして散歩から帰ってきたモールくんは、小鳥を放してあげようって決める。。。
「だって、あいしているんだもん」
言葉ではなく、感じることで大切なことに気付かせてくれるおじいさんが、とても素敵です。
愛は奪うことじゃない。与えること。
自分のことではなく、相手のことを考えてあげること。
それが自分にとって、どんなにつらいことでも。。。
“愛するってどういうこと?”を考えさせてくれる、柔らかな色使いの可愛らしい絵本でした。
絵を眺めているだけでも、優しい気持ちになれます♪
愛するって、すてき!(*'ー'*)
2008'08.08 (Fri)
こころと脳の対話
![]() | こころと脳の対話 (2008/07) 河合 隼雄 茂木 健一郎 商品詳細を見る |
臨床心理学者・河合隼雄さんと、脳科学者・茂木健一郎さんの対談集です。
2005年11月〜2006年4月に行われた3回の対談が収録されています。
茂木さんの口からカール・ロジャーズなんて名前が出るとは思っていなかったので、ちょっとビックリ。
大学生の頃、そういうことにとても興味がおありだったそうで、箱庭体験もされたんだとか・・。
箱庭の話や関係性の話、解離性同一性障害についての河合先生の考え、シンクロニシティや運命の人の話、わからない・説明できない・非因果的ということが大事なんだという話、言語に依存しすぎている現代人についてや偶然の大切さなど、興味深いお話ばかりでとても楽しく読みました。
「変な人というのは無意識的な力に忠実に動いている人」というのは、なんだかすごく納得!な感じです。^-^;
本当に面白い対談でした。
茂木さんにはぜひ、“強大な敵”に闘いを挑んで欲しい。闘い続けて欲しい。うん。
絶対に勝てないかもしれないけれど・・。それは本当に難しいことだと思うけれど・・。
でも、ぜひ!!!
2008'08.06 (Wed)
潜水服は蝶の夢を見る
![]() | 潜水服は蝶の夢を見る (1998/03/05) ジャン=ドミニック ボービー 商品詳細を見る |
突然の脳出血でロックトイン・シンドロームに陥り、意識や知能はまったく元のまま全身の自由が奪われた、ファッション雑誌「ELLE」の編集長ジャン=ドミニック・ボービーさんの手記。
彼は唯一動かすことのできる左目の瞬きだけで、この本を書きました。
身体に閉じ込められた、心。
心だけの存在。。。
すごくすごくすごく苦しんだはずなのに、それをほとんど感じさせない。
切なさはあるけれど、彼の文章は愛と夢と希望に満ちている。
ユーモアがあって、繊細で、柔らかで、軽やかな彼の感性を、私はたまらなく好きだと思った。
ボービーさんはフランスで本が発売された2日後に亡くなられたそう。残念。。。
でも。大切なのはどれだけ生きたかじゃなく、どう生きたかということ。
死は、敗北じゃない。うん。
彼は勇敢だった。
あるがままを受け入れてなお、輝いてた。。。
人は、こんなにも強くなれるんだと知った。
勇気を、貰った。
生きるって、こういうことなんだよね。きっと。。。
この本を遺してくれたボービーさんに、感謝します。
2008'08.02 (Sat)
ライラの冒険 黄金の羅針盤
![]() | ライラの冒険 黄金の羅針盤 コレクターズ・エディション(2枚組) (2008/07/18) ダコタ・ブルー・リチャーズ(西内まりや)ニコール・キッドマン(山口智子) 商品詳細を見る |
「ライラの冒険 黄金の羅針盤」、観ました。
真実を示す黄金の羅針盤を手にした12歳の少女ライラの冒険を描いたファンタジー。
世界観は面白いし、映像もとってもキレイ♪
ダイモンたちも可愛いし、白クマのイオレク・バーニソンは超かっちょいい〜!
何より私は、決して良い子ではないライラの小生意気っぷりが、すごく好き♪♪♪
でも・・。
困ったことに、話がイマイチよくわからない。(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
原作を読んでから観た方が良かったかも・・? 残念。。。
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